練習を見にきたとき、「もっと周りを見なさい」と言いたくなること、ありませんか。その一言が届くかどうかは、いまその子の体と頭が、どこを伸ばしている時期かで変わります。
1本は1〜3分です。上から順でも、気になるところだけでも大丈夫。押すとその場で再生されます。
動画を見る時間がないときは、ここだけで大丈夫です。
足が速くなる時期、力がつく時期、まわりが見えるようになる時期は、それぞれ別のタイミングでやってきます。だから「全部いっぺんに」は無理があります。いま伸びているところに乗せるほうが、同じ練習時間でも入り方が違います。
試合で取られた場面は目立つので、つい「取り返しなさい」「戻りなさい」と言いたくなります。ただ、その学年でいちばん伸びるのは、まだボールを運ぶ力のほうです。取られた回数より、何回チャレンジしたかを見てあげてください。
うまい選手は、ける前に見ています。ボールが来てから顔を上げるのでは、もう遅い。来る前に、首をふって、近くと遠くを一度ずつ見ている。ここは学年に関係なく、今日から取り組めます。
広い場所はいりません。うまくいかない日があって普通です。
試合の帰り道は、アドバイスより質問がひとつあるだけで十分です。「今日、相手が近かったとき、ボールはどこに置いた?」のように、その日やっていたことを聞いてみてください。答えられたら、その子はちゃんと考えてプレーしています。
「なんで負けたの」「なんであそこでパスしなかったの」は、答えのない質問になりやすいので、避けてもらえたらうれしいです。